Twitter、さらに1200人退職し従業員が3分の1に　乗り切れないかも

ツイッターさらに１２００人退職か、従業員３分の１に激減…機能不全の問い合わせ急増

　【ニューヨーク＝小林泰裕】米紙ニューヨーク・タイムズは１８日、米ツイッター社から少なくとも１２００人が、新たに退職の意向を示した可能性があると報じた。
世界的なイベントであるサッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）の開幕を控え、サービスの運営に問題が生じる懸念が高まっている。

　ツイッター社を買収したテスラのイーロン・マスク最高経営責任者は従業員に対し、
１７日夕までに長時間労働に同意しないなら退職するよう求めていた。
マスク氏の買収前は約７５００人いた従業員が、約３分の１に激減した可能性がある。

　オンライン上の障害分析サイト・ダウンディテクターによると、１７日夜になって、
ツイッターが正常に機能しないなどの問い合わせが急増した。
サービスを運営する人員の不足が影響した可能性がある。
ワールドカップの開催期間中に投稿が急増した場合、障害などの問題が発生する恐れもある。

　一方、マスク氏は１８日、規約違反で停止されていた著名人らの一部アカウントを回復させたと明らかにした。
トランプ前大統領の扱いについては未定としている。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20221119-OYT1T50137/