年が3つ上の兄貴が大学に通っていた頃に聞いた話。
兄貴は大学の理工学部なんだけど、よくオカルト好きな友人を
家に招いては霊や超常現象の話題で盛り上がっていた。
科学的な観点から霊や超常現象の正体は何かを酒を飲みながら
結構真剣に話していたのを覚えている。
兄貴が大学4年になったあたりからそのオカルト好きな友達が
ぱったりと家に来なくなった。なんでも病気になったらしくて
大学も辞め入院しているらしい。
それから数カ月経ち、俺は兄貴のオカルト好きな友人のことも
すっかり忘れていたある日。兄貴がふと思い出したようにその
友達の話を始めた。
「そういえば3日前にあいつが俺の家に来てたんだよ。」
続きを読む
兄貴は大学の理工学部なんだけど、よくオカルト好きな友人を
家に招いては霊や超常現象の話題で盛り上がっていた。
科学的な観点から霊や超常現象の正体は何かを酒を飲みながら
結構真剣に話していたのを覚えている。
兄貴が大学4年になったあたりからそのオカルト好きな友達が
ぱったりと家に来なくなった。なんでも病気になったらしくて
大学も辞め入院しているらしい。
それから数カ月経ち、俺は兄貴のオカルト好きな友人のことも
すっかり忘れていたある日。兄貴がふと思い出したようにその
友達の話を始めた。
「そういえば3日前にあいつが俺の家に来てたんだよ。」


