警察「無念だがビッグモーター前の街路樹が枯れた事件の犯人を見つけることは出来なかった。捜査終」

旧ビッグモーター松本店前街路樹の器物損壊容疑事件 不起訴



おととし、中古車販売会社、「ビッグモーター」の松本市内の店舗の前で街路樹が枯れているのが確認され警察が先月、容疑者を特定せずに器物損壊の疑いで書類送検した事件について、検察は１４日、不起訴としました。

旧「ビッグモーター」を巡っては、各地の店舗で周辺の街路樹が枯れているのが見つかり、松本市の「ビッグモーター松本店」でもおととし７月、およそ１００メートルにわたって街路樹が枯れて伐採されているのが確認されたことから長野国道事務所が警察に被害届を提出していました。
警察によりますと、当時の従業員が店舗前の環境管理を理由に除草剤を散布したことを認めましたが、捜査の結果、街路樹が枯れたこととの因果関係は特定できなかったということです。
このため、警察は容疑者を特定せずに器物損壊の疑いで先月１７日に書類送検し、検察は１４日付けで不起訴にしました。
長野地方検察庁松本支部は「証拠関係や諸般の事情を考慮した」としています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20250214/1010033771.html