浜松のガールズバーで2人刺され死亡　 41歳容疑者両手にククリナイフを持って襲う

浜松 ガールズバーで2人刺され死亡 容疑者両手に特殊な刃物
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250706/k10014855101000.html



6日未明、静岡県浜松市のガールズバーで27歳の店長と26歳の店員の女性2人が、店に入ってきた男の容疑者に刃物で刺され、死亡しました。容疑者は「ククリナイフ」と呼ばれる特殊な刃物2本を両手に持っていたということで、警察は41歳の容疑者をその場で逮捕し、詳しい経緯を調べています。

6日午前1時ごろ、浜松市中央区のガールズバーで、店長の竹内朋香さん（27）と店員の伊藤凜さん（26）が店に入ってきた男の容疑者に刃物で刺され、病院に運ばれましたが、いずれも死亡しました。

警察は、静岡県袋井市に住む無職、山下市郎容疑者（41）を殺人未遂の疑いでその場で逮捕しました。

警察によりますと、容疑者は店員の伊藤さんと一緒に店に入ったあと、まず、店長の竹内さんの背中を複数回にわたって刃物で刺し、その後、一緒に来た伊藤さんも続けて刺したということです。

容疑者は「ククリナイフ」と呼ばれる刃の部分が曲がった形をしている刃渡り20センチほどの刃物2本を両手に持った状態で店に入り、2人を刺したということで警察によりますと、調べに対し「ナイフで刺したことは間違いない」と供述し、容疑を認めているということです。

警察によりますと、容疑者はこのガールズバーの常連客で、事件当時、店内にはほかにも客や店員が複数いたということで、警察は容疑を殺人に切り替え詳しい経緯を調べています。

店長と面識あった人「とても気さくな方」
店長の女性と面識があったという40代の男性は「店長はとても気さくな方でした。お店でもめ事があったという話は聞いたことがなかったので驚いています」と話していました。