【洒落怖】洒落にならない怖い話『古い団地、4階の男』 Twitter Facebook はてブ LINE コピー 2026.05.23 スポンサーリンク 大学生の頃、母親の仕事の都合で、古い団地に半年ほど住んでいたことがある。昭和40年代に建てられた5階建ての団地だった。外壁は雨が降るたび黒ずみ、階段には細かいヒビが入っていた。エレベーターはない。踊り場には、誰のものか分からない植木鉢や、錆びた子供用自転車が何年も放置されていた。夕方になると、どこかの部屋から味噌汁の匂いが漂ってきて、ブラウン管テレビの音が壁越しに聞こえる。でも夜になると、急に静かになる。生活音だけが、やけにはっきり聞こえる団地だった。 続きを読む