【洒落怖】洒落にならない怖い話『あなたの代わり、承ります』

スポンサーリンク
雨の夜、里奈は駅裏の路地で奇妙な店を見つけた。

何度も通っている道なのに、見覚えがない。古びたショーウインドーには人間と同じ大きさの人形が並び、看板にはこう書かれていた。

「あなたの代わり、承ります」

里奈は八カ月前から、仕事帰りに入院中の母を見舞っていた。その日も病院を出たのは午後十時を過ぎている。翌朝には大口の取引先を前にしたプレゼンがあり、帰宅してから資料を直さなければならない。

ほんの一日でいい。自分の代わりが欲しかった。
雨夜の秘密の店前
続きを読む
タイトルとURLをコピーしました